マーケテイング

福岡産「あまおう」

Jehangir Mehtaシェフ

Client 依頼主

福岡県 農林水産部輸出促進課

Summary 概要

2020年から福岡県より依頼を受け、「あまおう」の米国展開をサポートしております。あまおうは5年の歳月を掛けて研究開発された福岡県でのみ生産されているイチゴ。「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字を取って「あまおう」と名付けられました。 福岡あまおう

idea 施策

目標は米系スーパーやレストランとの長期・継続的な契約です。 福岡県では、数年前から海外でも販路拡大に取り組んでおり、ここNYでは2018年頃から日系スーパーで年に数日間、マーケティングリサーチを兼ねて販売されています。 今回のプロジェクトで弊社は、ニューヨーク市内のレストランやカフェなど約30軒にあまおうのサンプルを配布。各シェフに試食して頂きながら、味の感想などもリサーチし、好感触を得ました。将来的に、9月から始まるシーズン中は、NYの各店であまおうを使用した限定メニューを販売したり、店頭にコーナーを設置できるよう営業し、NYCの有名店のイチゴメニューをあまおうで埋め尽くせたらと考えおります。

Result 現在までの成果

初年度(2020年度)は、食通のニューヨーカーを対象に「食べ比べ試食会」を実施。現在米国で販売されている米国産のイチゴとあまおうの違いを体感してもらい、リアルな声を収めました。また、マンハッタンにある有名カフェ「Pause Cafe」のシェフに協力を得てコラボメニューを作り限定販売。これらのリサーチをまとめ、プロモーションビデオを制作いたしました。

2年目は米国版”料理の鉄人”のJehangir MehtaシェフとグルメサイトYelp社とコラボレーションし、オンラインであまおうクッキングイベントなどを開催。

Jehangir Mehtaシェフ

Jehangir Mehtaシェフ

3年目の2022年度は、より踏み込んだリサーチを実施。
次年度以降の進出プランに繋げるため、仕入れの可能性がある非日系の店舗へ営業を行い、オーナーやバイヤーの意見を収集。 また、高価なブランドフルーツに馴染みのない米国での展開にあたり、同銘柄の認知度の向上は必至。フォロワー数は45.3万人(2022年4月現在)の人気ユーチューバーBeryl Shereshewskyさんや、日本文化について英語で発信するサイトの中でも圧倒的な知名度を誇る「JapanCulture-NYC」に協力を依頼し、プロモーション活動を積極的に展開しました。

Beryl Shereshewskyさん

Beryl Shereshewskyさん

来期は具体的な仕入れ先との交渉を進めるほか、トップレベルのレストランなどへの営業を行いコラボレーションを予定。さらなるランド力と認知度の向上を目指す予定です。

article 記事 ※イベントや販売の様子など、詳しい記事はこちらからご覧いたけます

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