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【イベント】第12回「ORINIGIRI」ワークショップ開催

2019年4月6日、RESOBOX East Village (レゾボックスイーストビレッジ店)で、第12回「ORINIGIRI(オリニギリ)」ワークショプを開催しました。「ORINIGIRI」は、「おにぎり」を「おりがみ」の技法で作るワークショップの名称です(歴史など、詳しい内容は1回のブログで解説しています)。ニューヨーカーに、楽しみながら日本文化に触れてもらおうと、内容を工夫しながら毎月開催しています。今回のテーマは「クラフト」。工作感覚でオリニギリ作りに挑戦してもらいました。

おにぎり&味噌汁! 和食の定番をクラフト感覚で 

 当日集まったのは、小学生の女の子や30代の男性など、人種も年齢も異なる7人のニューヨーカーです。今回作るのは「オリニギリ」と「味噌玉」の2種類。オリニギリ は、海苔でデコレーション。型抜きパンチを使い、丸や星、花など、好きな形にかたどってオニギリに配置していきます。味噌玉は、鰹節などを加えた味噌にごまなど好みの具を練りまぜて一人分に丸く形成して完成! カップに入れて湯で溶くとみそ汁になる便利アイテムです。具次第でアレンジも自在で日本で話題ですよね。早速ニューヨーカーにも楽しんでもらいました。

個性が光るワンプレートが完成

 オリニギリは、細長くカットした海苔に動物柄をくり貫いて巻いてみたり、型抜きした花を表面全体に散りばめたり…。個性が光る作品が次々と仕上がりました。味噌玉は、今回1人につき3個を手作り。皆さん、インスタ映えを意識しながら、紅ショウガや青海苔、白ごま、花型のお麩などをトッピングし、オリジナリティーを出されていました。最後にワンプレートに盛り付けて撮影し、参加者みんなで試食しました。

 実は、味噌汁はミソスープとしてNYでは既に一般的なスープなんです。発酵食品はくせが強く、なかなか海外では浸透しにくいのでは?と思われがちですが、スーパーマーケットでは当たり前のようにインスタント商品が並ぶなど普及しているんです。ただ、今回はトッピングで新たな味のハーモニーも楽しんで頂けたようでした。

ミソスープのリラックス効果

 味噌汁って飲むと、心がほっと落ち着きますよね。これは我々が日本人だからという訳ではなく、科学的な根拠があることをご存知ですか? なんと、だしに含まれる昆布のグルタミン酸が胃の中でセロトニンの分泌を促し、副交感神経の働きを活発にするのだそうです。

 ということは、今後ミソスープがより海外に浸透すれば、外国人が味噌汁を飲み、日本人と同様に「ああ。心が落ち着く…」と、言いながらほっこりするシーンが、当たり前になる日が来るかもしれません。日本のソウルフードの今後の進化も楽しみです!

 RESOBOXでは、バラエティーに富んだワークショップやイベントを企画し、NY市内のスペースで開催しています。弊社と一緒に日本の文化を発信するイベントを開催してみたい団体や企業様は是非ご相談ください。約150種の人種が暮らすNYならではのグローバルな意見を知ることができます。

 また、弊社では幅広い企業さまにNYを拠点としたビジネスコンサルティングと海外進出支援サービスを提供しております。米国展開のためのマーケティングリサーチなどをお考えの際はご相談ください。詳しくは下記のアドレスまで気軽にお問い合わせくださいませ。

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