マーケテイング

高千穂郷産 干し椎茸

杉本商店

Client 依頼主

杉本商店

Summary 概要

産地は、古くから椎茸が自生していた祖母山系のふもと、高千穂町周辺の山林。原木露地栽培と無農薬にこだわった干し椎茸を、600軒以上もの「顔が見える」地元農家と連携して生産されています。「山のアワビ」と評される昔ながらの食感は露地栽培のならではです。また、椎茸の旨みは天日乾燥だけでは十分に生まれないため、採取直後に生産者が一度熱風乾燥。さらに杉本商店さまの工場で、独自の遠赤外線乾燥仕上げを施した、うま味抜群の逸品です。

美しいクヌギの森林で育つ原木椎茸

美しいクヌギの森林で育つ原木椎茸

idea 施策

米国における杉本商店様の商品は売り上げは、世界的なヴィーガンの増加やヘルシー志向の波に乗り、年々増加しています。そのため、商品の効果的な訴求ポイントを探るなど、さらなる販路拡大に繋がるマーケティングリサーチを実施。イベント出店などでエンドユーザーの生の声を収集して戦略を練り、現地での積極的な営業活動に取り組んでおります。

Result 現在までの成果

北米の主要都市で毎年開催されるヴィーガン、ベジタリアンをターゲットにした野外フードイベント「Vegandale Food Drink Festivall」(2021年9月)や、NYC中心地で毎月開催され、毎回5000人以上のニューヨーカーが来場する「Japan fes」(同年10月)へ代理出店し、干し椎茸を使ったフードメニューを販売。マーケティングリサーチを実施するとともに、日米の販促に効果的なプロモーション動画を制作。

「九州・高千穂郷の干ししいたけ」のプロモーション動画

小売店のバイヤーやレストランオーナーなど、関係者のみが入場できる大規模展示会「Plant Based World Conference & Expo」(NY・同年12月)や、「Natural Products Expo West」(アナハイム・22年3月)にも出店し、現地のバイヤーとの関係を繋ぎました。
また、一般のニューヨーカーの反応をリサーチするため、ブルックリンの「Japan Village」で開催された「Japanese Local Specialty Food Fair in NY」(2022年2月)に4日連続で出店し、試食を含む展示販売会も開催。一口食べると「味わい深くて美味しい」「これはどうやって作るの?」と、来場者の多くが次々と商品を購入し、用意した商品80点が全て完売する人気ぶりでした。

「Natural Products Expo West」(アナハイム・22年3月)

カリフォルニア州のアナハイムで開催された大規模展示会「Natural Products Expo West」に出展。160社以上の関係者がブースを訪れ、資料やサンプルの請求が多数ありました

また、密に連絡を取り合い、現地での反応やリサーチ内容を共有。今後の展開案もブラッシュアップし続けております。現在、商品の販売量はコロナ禍にも関わらず、前年比4倍に増加するなど確実に進展。さらなる参入に向け取り組んでおります。

article 記事 ※イベントや販売の様子など、詳しい記事はこちらからご覧いたけます

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