2024年9月、九州高千穂産干しいたけの「杉本商店」が全米最大規模のビーガンフェスティバル「Vegandale」に出店し、大盛況のうちにイベントを終えました。RESOBOXは今年も引き続き、杉本商店のサポートを行い、日本の干しいたけの魅力をニューヨークのビーガンコミュニティに届けるお手伝いをしました。
椎茸寿司で注目を集める
Vegandaleは、ビーガンフードをテーマにした祭典として全米中から注目を集めるイベント。今年も数万人の来場者が訪れ、多種多様なビーガン料理を楽しむ一日となりました。杉本商店はこの大規模イベントにおいて椎茸寿司をメインに提供。日本産干しいたけの旨味を最大限に引き出した椎茸寿司は、来場者から「こんなに美味しいビーガン寿司は初めて!」と絶賛され、売り切れるほどの大人気となりました。
また、干しいたけの香り豊かな風味が「日本らしさ」を感じさせ、現地のビーガン層だけでなく、国際色豊かな来場者からも高い評価を得る結果となりました。
干しいたけの多様性をアピール
杉本商店の原木栽培による干しいたけは、その濃厚な旨味が特徴で、ビーガン料理においても特別な存在感を発揮します。干しいたけの持つ天然のグルタミン酸が、動物性食品を使わない料理にも「満足感」を与えられるため、ニューヨークのビーガンフードシーンでの可能性が広がっています。
また、干しいたけは食材としての多様性も魅力です。寿司だけでなく、スープ、パスタ、スナック菓子の原料としても活用が可能であり、今回のイベントを知った方がは、この日をきっかけにさらなる展開が期待されます。
日本の伝統食材を世界へ
杉本商店の原木干しいたけは、ビーガンフードとしてだけでなく、健康志向やサステナビリティの観点からも注目されています。その自然な栽培方法と日本特有の製法は、環境意識の高いニューヨークの消費者にも響くポイントとなりました。
Vegandaleでの成功は、日本の伝統食材が持つ可能性を再認識する場となり、日本の干しいたけが世界でどのように受け入れられるかを示す重要な機会となりました。
杉本商店の杉本和英社長は、「干しいたけの新たな魅力を引き出し、さらなる挑戦をしていきたい」と語っています。来年のVegandaleでは、干しいたけを使用した新メニューの開発や、現地のビーガンコミュニティとのさらなる連携が期待されます。RESOBOXは引き続き、この挑戦を全力でサポートし、日本の素晴らしい食文化を世界に広める架け橋として活動していきます。