Client 依頼主
・九州貿易振興協議会
Summary 概要
本件は九州、山口の8県と福岡市、北九州市、熊本市の3政令指定都市からなる九州貿易振興協議会様から、エリア内の中小企業(加工食品関連)の米国進出の実現に向け、 NYのバイヤーと繋ぐ「オンライン商談会」を開催してほしいと依頼を受け、実施いたしました。
idea 施策
オンライン商談会には焼酎や乾燥椎茸、納豆パウダー、胡麻など、バラエティーに富んだ食品・酒メーカー20社が参加。まずは弊社でそれぞれの商品の米国における認知度などを調査し、各社に合ったバイヤーを選出・交渉しました。また、日本の各企業へは全体への約1時間の講義を行い、文化差がある米国人バイヤーへの効果的なアプローチ方法やプレゼン方法などをお伝えし、その後各社と個別のオンライン勉強会も実施。商談会当日は通訳等も担い、商談成立をサポートしました。NYサイドのバイヤーは、確実な米国進出に繋げるため非日系を選出し、アプローチ。米系富裕層向けスーパーのバイヤー、中華系大手卸の社長、リカーショップのオーナー、有名バーテンダー、ミシュラン星を持つシェフら8名の参加が叶いました。
Result 現在までの成果
商談会を2カ月で50回以上開催するなどコロナ禍にも関わらず大きな成果が得られました。また「オンライン商談会」の成功を受け、参加企業の商材を米国人にもっと広めようと、追加で「オンライン料理イベント」(全3回)を受注。21年3月下旬にNYの有名シェフ三名と協力し、同プロジェクトの選抜商品でアメリカ人好みのレシピを制作。完成したレシピは一般のニューヨーカーや飲食関連の方、専門学校の生徒を対象に、Zoomでリアルタイムで公開し、意見を募りました。当日は商品への問い合わせや注文が多数入ったほか、米国での普及を飛躍させる足掛かりになりました。