Client 依頼主
・総合商社
Summary 概要
「甘くて美味しいヘルシースイーツ」として、近年世界から注目を浴びている「焼き芋」。サツマイモの日本からアジアへの輸出額はこの10年で12倍ほどになりました。きっかけは「ドン・キホーテ」が、シンガポール店で「紅はるか」を焼き芋にし、店頭で販売をしたことです。シンガポールにある8店舗には連日行列ができ、ヒット商品になりました。上記の事例のように国外で人気を得た理由は、国外で人気を得た理由は、日本ならではの品種改良による「糖度の高さ」、そして「日本産に対する信頼感」が挙げられます。
idea 施策
弊社では、2021年から日本の総合商社より依頼を受け、紅はるかの米国進出のプロジェクトを担当。イベントやスーパーマーケット等での試食会や、さまざまな人種へ向けた試作品作りなどを通し、シェフや一般人らの声を収集。マーケティングリサーチを重ね、可能性を吟味した上で、販路を創出しています。
Result 現在までの成果
2022年後半からは、参入手段の一つとしてNYCの高級レストランやスイーツ店にターゲットを絞り、紅はるかを営業いたしました。まずは完全英語版のオリジナルHPを制作し、営業相手に紅はるかの栄養価や生産工程、レシピ例などを分かりやすく提示。情報が必要な時、すぐにアクセスできる環境を整えました。
1月に人気スイーツ店「Anntremet Cake」で「紅はるか」を使ったケーキがデビュー(詳しい内容は記事をご覧ください)。2月にはアート作品のようなケーキでニューヨーカーから絶大な人気を集めるスイーツ店「Burrow」でタルトが発売され、好評をえました。Burrowは、The New York Timesや、米国で人気のフード & エンターテイメント誌Bon Appetitなどで取り上げられ、実力を聞きつけた著名人のファンも多い人気店でinstgramのフォロワー数は9万人です。2023年5月現在、このほかにもNYに拠点を構える数店と契約が完了。
今後も続々とNYで発売される紅はるかの商品にご期待ください。 また、密に連絡を取り合い、現地での反応やリサーチ内容を共有。今後の展開案もブラッシュアップし続けております。現在、商品の販売量はコロナ禍にも関わらず、前年比4倍に増加するなど確実に進展。さらなる参入に向け取り組んでおります。