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【イベント】舞踏×中国琵琶×尺八コラボステージを開催

 2018年6月14日、RESOBOX East Village(レゾボックス イーストビレッジ店)で、舞踏と中国琵琶、尺八の演奏家が共演するイベント「MICROSCOPIC JOURNEY」(日本語訳:極小世界旅行)を開催しました。

 「舞踏」は世界的に注目される日本発祥のパフォーマンスアートで、50年代に土方巽氏(1928ー86)によって創出されました。海外でも「BUTOH」と呼ばれ、日本のみならず世界のさまざまな国や地域で進化を遂げています。今回のイベントでは、NY在住のアーティストとのコラボレーションを多く行っている舞踏家の井上みちるさんと、歌手や作曲家としても活動し世界的に有名なアーティストらとの共演も多い中国琵琶のMin Xiao-Fen(ミン・シャオ・フェン)さん、NYと広島を拠点に世界各地で法竹という尺八の一種を演奏する川口賢哉さんの3人による即興ライブが行われました。

世界で活躍する3人が観衆を圧倒

 さあ、RESOBOXでの公演がスタート! 基本的に演奏、演技共に即興で行われるため、どんなステージが展開されるのか楽しみです。開演時間となり、観客一同、座席で期待を膨らませていると、白いベールをまとった白塗り姿の井上さんが登場するなり会場の外へ?! 3軒ほど先の大通りに面したスターバックス前に立ち、通行する人々を尻目に路上をゆっくりと歩み出しました。そのまま会場へ到達すると、踊り手の呼吸に呼応するかのように、繊細なミンさんのボイスと中国琵琶の音色が響き、波長を合わせ川口さんの独特な尺八の低音が重なります。 井上さんも全身を使って彼らの音色を受け止め、からだと音が出会い舞台を創っていきます。途中、窓ガラスに張り付いて通行する人々を驚かせたり下駄を頭上に乗せるなど神出鬼没なパフォーマンスを展開する井上さんの表現に対して、ミンさんが楽器を三線に持ち替えて演奏するなど、世界を股に掛けて活躍する三人のバランス感覚は絶妙。豊かな表現力で、観衆を終始惹きつけました。

  RESOBOXは、日本文化と多文化が互いに響き合い、新しいものを生み出す場を創出しようと、NYで創業しました。日本文化を核にしたパフォーマンスをNYで披露したいとお考えの方は是非ご連絡ください。

 また、弊社では上記のような文化事業に加え、海外進出支援サービスも行っております。マーケティングリサーチやイベント出店、米国に合わせた商品開発に関する相談はもちろん、NY在住のアーティストとのコラボレーション企画などもご提案できます。興味がある企業さまはご連絡ください。

・お問い合わせは  https://resocreate.com/contact/

・過去開催のイベント一覧 https://resobox.com/event/

・「MICROSCOPIC JOURNEY」の英語ページ https://resobox.com/event/microscopic-journey/