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【NEWS】ART展・織田畳店の「畳の新たな提案ー敷く文化から持つモノへー」を開催

 3月8日から4月20日まで、RESOBOX Chelsea(レゾボックス チェルシー店)で、1900年創業の老舗「織田畳店」  (奈良県)からデビューした小物ブランド「織田たたみ®︎」の展覧会を開催しました。

 「織田たたみ®︎」の商品コンセプトは「持ち運べる“畳”の提案」です。畳は「敷くモノ」という固定概念を覆し、財布や名刺入れ、スマホケースの素材に採用。スタイリッシュでモダンなデザインが、畳の新しい価値を創出しています。日本国内では、洗練されたデザインが評価され、2016年度の「グッドデザイン賞」も受賞。どの商品も、手に取るとフワッと畳の香りがして癒やされます。

日本の職人の技術にニューヨーカーもうっとり

 注目したいのは、細部までこだわった素材や製法。畳は、商品ごとに天然い草や、撥水加工を施した素材を使い分け、長く愛用できる工夫が施されています。また、より高級感を出すために、革は本革、内装の布は職人が縫う京西陣の金襴(きんらん)織物、ファスナーは日本の鋳物工場で作られた真鍮製を使用されています。お買い物や名刺交換の時に、こんな財布や名刺ケースがスッと登場したら、目を引きますよね! カッコイイですし、話題にもなります。

 ギャラリーを訪れたニューヨーカーたちも、商品を手に取って畳の手触りなど、質感を体感。畳の魅力を堪能されていました。展示は好評だったため、2週間延期。会期中には織田畳店4代目・織田理さんご夫妻もギャラリーに来場してくれました。

 今回の展覧会開催のきっかけは、ニューヨークで毎年2度開催の北米最大のギフト見本市「NY NOW」。ジャパン・パビリオンに出展されていた織田理さんと、弊社社長・池澤崇が出会い、意気投合したことで実現しました。 

 RESOBOXでは、今後も日本の職人や工芸品を、NYから世界に広げていく活動に力を入れていきます。弊社のギャラリーは、訪れる人の99%が非日本人です。NYで商品を展示してみたい、伝統の技を披露してみたい方は、お声掛けください。

 また、弊社では海外進出支援サービス「RESOCREATE」も運営。幅広い企業を対象に、ビジネスコンサルティングや海外進出の相談を受け付けています。自社の製品について「細かい分析が欲しい」「現地のニューヨーカーから内容の濃い意見を集めたい」「大量のアンケートで市場調査したい」など、ご要望がございましたら、気軽に問い合わせください。