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【NEWS】漆芸家浅沼ゆう子さんの「日本の素敵な漆器」展を開催

漆芸家 浅沼ゆう子

 2017年12月12日から2018年2月28日まで、RESOBOX Chelsea(レゾボックス チェルシー店)で、東京都国立市在住の漆芸(しつげい)家・浅沼ゆう子さんの作品展を開催しました。作品は簪(かんざし)や茶器の棗(なつめ)、置物など。開催期間に合わせ、クリスマスやお正月にちなんだ作品も披露していただきました。

 漆芸家として30年以上のキャリアを持つ浅沼さんは、漆芸の中でも「蒔絵」という技法で制作されています。「蒔絵」とは、漆器の表面に漆で絵柄を描き、表面が乾く前に金粉や銀粉を“蒔く”作業を行い、定着させる技法です。

 会場には今回の展覧会のためにご用意していただいた約20点を展示しました。艶やかな漆に、ツリーや鏡餅、駒、羽子板など、季節のモチーフが描かれた作品が並び、日本と西洋の文化を同時に楽しめる内容になりました。何度も塗り重ねた漆黒の漆の上に、浮かび上がるように描かれた繊細なクリスマスツリーや、朱色のベースに配置された招き猫や、鯛、お多福の面など、おめでたいモーチーフにうっとり!!

 浅沼さんの作品の魅力は、心がほっこりする愛らしさ。絵本や童話から飛び出したような動物や小物などのモチーフは、見る人を笑顔にする不思議な魅力を持っています。来場したお客さまも笑顔でゆっくりと観賞されていましたよ。

  RESOBOXでは、今後も日本の職人や工芸品を、NYから世界に広げていく活動に力を入れていきます。弊社のギャラリーは、訪れる人の99%が非日本人です。NYで商品を展示してみたい、伝統の技を披露してみたい方は、お声掛けください。

 また、弊社では海外進出支援サービス「RESOCREATE」も運営。幅広い企業を対象に、ビジネスコンサルティングや海外進出の相談も承ります。自社の製品について「細かい分析が欲しい」「現地のニューヨーカーから内容の濃い意見を集めたい」「大量のアンケートで市場調査したい」など、ご要望がございましたら、お気軽に問い合わせください。