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 【イベント】第11回「ORINIGIRI」ワークショップ開催

2019年2月3日、RESOBOX East Village (レゾボックスイーストビレッジ店)で、第11回「ORINIGIRI(オリニギリ)」ワークショプを開催しました。
 内容は、近年世界的に注目を浴びている日本のソウルフード「おにぎり」を「おりがみ」の技法で作り、参加者みんなで食べるというものです。RESOBOXでは、昨年2月から日本に触れることのできるさまざまなテーマを設け、毎月のように開催しています。

 日本の昔話「桃太郎」の魅力を紹介

 さあ、今回のテーマは2月3日の「節分」にちなみ、日本の民話「桃太郎」をチョイスしました。節分といえば、立春の前日に「鬼は外、福は内」と言いながら福豆を撒き、年の数の豆を食べて厄除けを行う日本の伝統的な行事ですよね。
 いつから行われていたのか? 記録として残っている最古は1425年(室町時代)。宮中に伝わる「看聞日記」と、室町幕府の「花営三代記」に節分に豆まきしたと記されています。実は桃太郎の昔話も、室町時代に誕生しといわれてるんですよ。
 節分と桃太郎との接点は、邪気の象徴である鬼を退治する部分。女の子の邪気払いとして知られる3月3日を「桃の節句」と呼ぶことから分かるように、日本では古くから「桃には邪気を払う力がある」といわれており、「〝桃から誕生した桃太郎が悪を退治する〟という昔話の誕生に繋がった」という説もあります。

 動画でストーリーを学び、いざ手作り!

 今回のワークショップでは、桃太郎が川の上流から流れてきた桃から誕生するシーンも含めた物語の動画も披露し、参加者のみなさんに日本の昔話も楽しんでもらいましたよ。世界各国には古くから伝承されている民話があり、それらを知ることは、各国の文化や信条などを紐解くことができて面白いですよね。
 今回のワークショップには米国人や中国人など、さまざまな人種の子供や大人が参加してくれました。三角のおにぎりに海苔や卵焼き、カニカマなどをトッピングして桃太郎と鬼の二体を制作。細い海苔をお箸を使って配置する作業は結構難しかったのですが、子供たちも集中して挑戦してくれました。

インスタ映え 桃太郎オリニギリ完成!

 最後に、インスタ映えするようにお皿に作った二体と、折り紙で折った桃太郎の仲間である犬、猿、キジを配置、鬼に金棒を持たせて完成! 皆さんバッチリ撮影し、笑顔で帰って行かれました。日本の昔話はこのほかにも「竹取物語」や「笠地蔵」など、興味深い内容のものがたくさんあるので、興味を持って触れてもらえたら嬉しく思います。

 RESOBOXでは、バラエティーに富んだワークショップやイベントを企画し、NY市内に所有する3つのスペースで随時開催しています。参加者の99%は外国の方々。弊社と一緒にニューヨーカーに向けてイベントを開催してみたい、マーケティングリサーチを行いたいという方はご連絡ください。詳しくは下記まで。

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