2022年2月24〜27日の4日間、ブルックリンの「Japan Village」で開催された「Japanese Local Specialty Food Fair in NY」に出店し、杉本商店様(宮崎県)の椎茸を展示販売して参りました。
「Japan VILLAGE」は日本の食料品店やフードホールが並ぶ商業施設。100円ショップ「ダイソー」や、中古本などの「ブックオフ」が出店し、注目を浴びているスポットです。
「Japanese Local Specialty Food Fair in NY」には、北海道の男爵芋コロッケや、神奈川県のしそ梅干し、福井県のお米のシフォンケーキなど、地域の産品を紹介する数多くの自治体や事業者のブースがずらり。常時、訪れた多くのニューヨーカーで賑わいました。
一般消費者の反応も良好
ブースには「干し椎茸(どんこ・こうしん)」を並べて販売したほか、どんこで作ったミネストローネの試食も実施。一口食べると「味わい深くて美味しい」「これはどうやって作るの?」と、皆さん次々と商品を購入され、最終日の閉館時間までに用意した商品80点が全て完売する人気ぶりでした。これまではビーガンをメインターゲットにしたイベント出店が多かったのですが、今回の来場者は一般の方々。「米国の消費者がどのような観点で干し椎茸に触れ、購入に至るのか」に注視し、店頭販売を行いました。
NYにおいて椎茸は、既に一般的に周知されていますが、杉本椎茸の商品は現在NYで出回っているものに比べ、旨味が段違い。試食を通じて干し椎茸が持つ豊富な旨味に驚かれる様子が目立ちました。
杉本商店様の干し椎茸はそのものを味わって美味しいだけではなく、水で戻す過程で質の高い出汁が多く取れ、その出汁が日本食に限らず様々な料理に転用できることをお伝えすると、その魅力に惹かれて購入し、「今日しか買えないの?」「amazonで購入は可能?」など、購入方法に興味を持つ方が多数おられました。
今回のイベントで一般の方からの需要も期待できると実証できました。今後、さらなる販促へ繋げていきたいと考えております。