2020年7月、マンハッタンにある高級食材店「Eli’s market(イーライ マーケット)」から「日本の調味料を探してほしい」と依頼を受け、米国市場で流通している51商品の厳選リストを作成。エスビー食品様(東京)のワサビソースや辛子、内堀醸造様(岐阜)の黒酢、カネク様(東京)のハーブ山葵など7商品を成約させました。
ニューヨークのスーパー 客足絶えず
現在ニューヨークは、新型コロナウイルスの感染者数が多いため、「輸出や営業活動などが困難なのでは?」という問い合わせが寄せられますが、街のスーパーマーケットなどは食材を求めて多くの住民が行き交うなどどこも忙しく、輸送車を購入して宅配を始めたり、ECショップを始めたりする店舗も多数。より良い商材を揃えて競合に対抗しようと、新商品の開拓が進んでいる状況です。
7月20日には経済活動再開の第4段階(フェーズ4)に入り、動植物園の営業や映画制作、無観客でのスポーツイベントが可能になるなど、街も少しずつ平穏を取り戻しつつあります。
また、「より健康的で安全な食材を」とヘルシーな食品への関心もこれまで以上に高まっているようで、文化事業などを通じて現地企業との繋がりが多い弊社にも本ケースのように、ニューヨーク市内のレストランやスーパーマーケット、小売店などの担当者からの問い合わせが増えています。
米国市場での販路拡大を目指されている企業さまは、ぜひお声がけください。
弊社では、使い方や味などが分かりにくい日本ならではの食材や調味料も、しっかりと口頭で説明しながら交渉するため、リピート率も高く、過去の実績も多数ございます。
中小企業ならでは コロナ禍でも積極的に営業
日本のメーカーが米国市場に参入する方法として最も多いのが、大手日系商社と契約し、現地商社の営業担当者がスーパーや小売店のバイヤーと交渉して店頭に並ぶパターンです。しかし、大手企業は社会的な立場もあり、リスクを抑えるために今回のコロナ危機がある程度落ち着くまで営業活動が困難なケースが多いようです。
弊社ではネイティブのスタッフの声も活かしながら独自の自社カタログを作成し、現地のバイヤーと直接交渉いたしますので安心して任せていただけます。
また、コロナ禍ではございますが、米国市場の参入を目指す企業様と一緒に、日本商材を広げていくため、現在もニューヨーク市内での売り込みを積極的に実施しております。興味のある企業さまは、まずはご連絡を頂けますと幸いです。