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【NEWS】NYミシュラン一つ星店で杉本商店の椎茸輝く

ミシュラン一つ星を獲得している寿司店「一花(icca)」では、昨年から杉本商店の原木栽培干し椎茸が採用され、同店の鈴木シェフによるオリジナルメニューとして提供されています。

「一花」は、ニューヨークのノリータ地区に位置する、寿司おまかせ専門店。シェフの独創的な発想で、旬の食材をふんだんに使った繊細な寿司を提供し、その技術と味わいが高く評価されています。魚、肉、野菜、全てにおいて、日本各地の厳選素材を含めたこだわりの食材が使われている同店の特徴に着目し、約一年前にRESOBOXから同店へのアプローチしたことをきっかけに契約が実現しました。

今回は杉本商店の社長が渡米し、椎茸メニューを直接味わう機会となりました。

「この日のメニューで特に印象的だったのは、和牛ステーキに合わせられた椎茸を使用した特製ソース」と杉本社長。シェフ自らが椎茸のうま味を最大限に引き出す方法を研究し、和牛との絶妙な組み合わせが完成し、ニューヨークの美食家たちをも驚かせる一品になっていました。

杉本商店の椎茸を選んだ理由について「一花」からは、「原木栽培の干し椎茸が持つ独特の食感と濃厚なうま味がポイントだった」とフィードバックを受けました。特に、他の食材とは異なる豊かな風味が、鈴木シェフの料理において欠かせない存在となったようです。また、ニューヨーク市内の販売店で容易に入手できる点も、採用の決め手となったことでした。

杉本社長は、「我々のビジネスの持続可能性を考えると、ニューヨークのミシュラン店で自社の干し椎茸が使用されているということは、非常に意義深い。生産する方々にこの現場を見せることの大切さを強く感じた。デジタル技術が発展する中で、作り手と消費者の距離が近い事が最大の競争力であり、アナログ的な手法の重要性が、さらに際立ってくると感じました」と述べていました。

RESOBOXは、今後も日本の優れた食材を世界に広め、食文化の架け橋としての活動も続けて参ります。