2023年9月18日、ニューヨークのRESOBOX East Villageで、弊社が米国進出をサポートしている杉本商店様の干し椎茸を使ったオリジナルメニューの料理教室を開催。ニューヨーカーの男女5人が参加し、日本の伝統食材である干し椎茸を用いた料理作りに挑戦しました。
講師はギラム松本庸子先生。エコール辻東京日本料理マスターカレッジやFFCCフレンチ基礎コースを卒業し、日本でミシュランの星付き割烹や神楽坂のフレンチで修行をしたり、インド料理教室でアシスタントをされたりと、幅広い料理の技術と経験をお持ちです。
メニューは今回の教室のために考案していただいたオリジナルの「ヴィーガンラーメン」です。特に旨味とコクが詰まったスープは絶品。色々な食材を組み合わせたり、配合を変えたりと、試行錯誤して完成させたそうです。また、受講者さんが自宅でも作れるようにと、アメリカで入手できる材料にしてくださいました。
日本食の興味津々 和やかなムードで手打ち麺作りからスタート
今回は杉本商店の杉本和英社長も渡米に合わせて参加。椎茸のコスチュームで登場し、和やかなムードの中、手打ちの麺作りからスタートしました。その後、干し椎茸の栄養や使い方について説明し、スープと具材の作り方をデモンストレーションしました。参加者の皆さんは、その後麺を伸ばしてカットし、茹でて盛り付ける一連の流れを行い、出来立てをみんなで味わいました。
参加者には、ご夫婦やカップル、そしてお一人で来られた方もいらっしゃいました。全員が日本食や食材に対する興味が強く、昆布や胡麻油、お味噌などに関する質問も飛び交い、教室は活気に満ちていました。特にスープが好評で、おかわりをする参加者もいらっしゃいました。
米国で広がる干し椎茸の可能性
最近では、Whole Foodsなどの大手スーパーマーケットでも普通に見かけるようになった干し椎茸。今回のクラスでも、杉本商店の椎茸に対する参加者の反応は非常に良く、関心が高まっています。
ただ、日本食への興味が高い参加者でさえも干し椎茸の使い方を十分に理解していないところがあります。
ギラム松本先生は「干し椎茸は長期保存が可能で栄養価も高く、旨みも感じられる食材として、さらなる普及が期待されます。今回のような料理教室を通してより多くのニューヨーカーに伝えられたら嬉しい」と、今後のクラス展開が楽しみな感想を聞かせてくださいました。今後も椎茸を使ったヴィーガン料理教室を定期的に開催する予定ですのでお楽しみに。
RESOBOXは、日本の文化を広めるために様々な文化教室を行っております。杉本商店様のように、我々と一緒にNYから日本を発信したい企業や団体の方は気軽に相談していただけますと幸いです。