2023年2月23〜26日までの4日間、杉本商店様(宮崎県)の「干し椎茸」や「椎茸パウダー」をPRするため、ブルックリンの商業施設「Japan Village」で開催された「Japan Local Specialty Fair 2023 in NY」に出店し、試食販売をしました。会場は、めずらしい日本の産品を求める来場者で常時賑わい、弊社のブースにも千人以上が訪れ、試食や買い物を楽しみました。
弊社では2021年から杉本商店様の米国進出を全面的にサポートしています。干し椎茸や椎茸パウダーの米国における売り上げは、世界的なヴィーガンの増加やヘルシー志向の波に乗り、年々増加。そのため、商品の効果的な訴求ポイントを探るなど、さらなる販路拡大に繋がるマーケティングリサーチをはじめ、現地での営業活動に積極的に取り組んでおります。
原木栽培と菌床栽培の味の違いに感動
今回は、ブースを構えてメイン商品を販売したほか、「椎茸のバター焼き」の試食も実施しました。水で戻した干し椎茸をバターで焼き上げ、塩や白ワインで味付けしたものを提供すると、「今まで食べた椎茸と全く違う」と、食べた9割以上の方々の表情が一変し、多くのニューヨーカーが感動されていました。
米国で販売されている干し椎茸の大半は、他国産の旨みの少ない菌床栽培椎茸であることが現状です。椎茸が栄養豊富な食材であることは周知されていますが、「美味しくない食品」という固定観念を持つ人が多いため、来場されたファミリー客のお子さんに試食を薦めても、「椎茸は嫌い」と、嫌がる子がほとんどでした。しかし、杉本商店の椎茸を口に入れると「これならば食べたい」とにっこり。親御さんが喜んで購入するシーンが何度もありました。
また、杉本商店が手掛ける「原木栽培椎茸」と、量産されている「菌床栽培椎茸」の違いについて、生産工程やうま味成分量について詳しく説明すると、多くの方が納得。次々と商品を手に取り、最終日の閉館時間までに用意した商品200点以上が完売しました。
弊社では、杉本商店の商材のNY進出を今後も引き続きサポートして参ります。また、自社商品のNY進出にご興味のある方は、当サイトの問い合わせフォームからご連絡ください。また、これまでの事例やプロジェクトの進め方もぜひ参考にしていただけますと幸いです。