2021年10月23日、杉本商店様(宮崎県)の「椎茸」米国進出プランの一環として、「干し椎茸・どんこ」と「本格椎茸粉」を使った「ヴィーガン椎茸バーガー」を、野外フェス「Japan fes」で販売しました。毎月開催されるJapan fesは、たこ焼きやラーメンなどバラエティーに富んだベンダー20〜30店舗が結集するNYCの定番フェス。毎回5000人以上のニューヨーカーでストリートが溢れ返り、来場者の多くは20〜30代のトレンドに敏感な若者たちです。
今回は椎茸の香ばしい香りを知ってもらうため、店頭で干し椎茸とひよこ豆で作ったパティを鉄板で焼き、熱々の状態で提供。購入待ちの列が常時でき、発売開始から4時間で完売しました。「私はヴィーガンで、今回はこの椎茸バーガーを楽しみにやってきました」「美味しくてたまらない」と、来場者はヘルシーながら味わい深い逸品に舌鼓を打っていました。
杉本商店様のNYCにおけるイベント出店は、先月に続き2回目。
前回はヴィーガンやベジタリアンがターゲットの「Vegandale Food Drink Festival」に出店し、夏場でも体を温めたいビーガンたちの需要にぴったりの「精進ミネストローネスープ」が人気を集めました。
▶「Vegandale Food Drink Festival」に出店した時の様子はこちらの記事でご覧いただけます
今回は、若い来場者のニーズを取り込むため、ボリューム満点のハンバーガーで挑戦。「椎茸の肉厚な食感のパティが気に入った」「ソースがうまい、作り方教えて!」といった生の意見も多数いただき、今後の展開に生きる資料も収集できました。
肉厚な椎茸が主役のパティと味わい深い椎茸粉のソース
メニューの「ヴィーガン椎茸バーガー」は、杉本商店様がテキサス在住のヴィーガンクッキングシェフ、ハンナ・カミンスキーさんと共同で作成したオリジナルレシピを採用。
メインのパティは、椎茸やひよこ豆をペースト状にし、醤油や味噌、バルサミコ酢などで味付けし、外はカリッと中はジューシーに仕上げました。また、椎茸の旨味をより味わってもらうため、本格椎茸粉とニンニクをひと煮立ちさせ、レモン汁やオイルとブレンドして作った特製ソースをトッピングしています。
米国では数年前から、植物だけで作られた肉としてビヨンドミートが人気を博すなど、ヴィーガンの方々を中心に代替肉の需要が伸びています。
最近ではキノコ類も代替肉として注目を集めており、中でもビタミンDが多く含まれる椎茸は注目の的に。今回のフェスを通じてより多くのニューヨーカーに魅力を伝えられたと思います。
当日の様子は現在ショートムービーに編集中。完成しましたらまた報告させていただきます。