営業代行

Ganmodoki

Client 依頼主

羽二重豆腐株式会社様(石川県金沢市)http://www.habutae.co.jp/

Summary 概要

1923年創業の大豆の加工食品の製造販売の老舗。米国では珍しい小粒のがんもどき(枝豆、レンコン入りの2種類)の販売を、ヘルシーブームの米国にターゲットを絞り海外進出を始められました。

Plan ご利用いただいているプラン

  1. 弊社スペースでのマーケティングリサーチ
  2. 野外イベントへ出展(RESOBOXスタッフでの代理出店)
  3. 展示会PR資料の制作
  4. 現地視察ツアーコーディネート

Idea 施策

「ヴィーガン」「グルテンフリー」といった商品の特徴を活かすため、ターゲットを米国に多いベジタリアンやヴィーガンに絞り、さまざまなプランを展開。

 中でも良い反響が得られたのが、来場者約1万人のヴィーガンに特化した野外イベント「Vegan Street Fair 2017 」 への屋台出店。「がんもどき」に馴染みのない米国人が好みそうな調理法や味付けを、NY在住の日本人料理研究家とともに考案。米国市場に向け、パクチーやオリーブオイルなどをブレンドした「アボカドソース」など4種類の味を考案して備えました。

 イベント当日、準備した約1200個のがんもどきは開始から4時間ほどで完売。主催者から、出店した42店舗の中で2、3番目に長い列ができ、人気の屋台だったと報告がありました。購入客360人のデモグラフィック、注文データも蓄積。米国で売り出す際のネーミングについてのアンケート調査も実施。ヴィーガン専門の卸業者からの接触もありました。当日の様子の写真はこちらからご覧いただけます。

Result 現在までの成果

「fresh & Co」というマンハッタンに17店舗を展開する人気サラダデリからの受注がありました。初めての製品ということで店頭に並ぶには多少時間がかかりそうですが、最初の一歩を踏み出しました。


【契約からの現在までの流れをご紹介】

2017年1月「ご相談」

電話やメールで担当者様とミーティングを行い、プロジェクトを検討しました。

3月「野外フードイベントへの出店が決定」

商品の特徴から、ヴィーガン、ベジタリアンをメインターゲットに絞りました。ターゲットが多く来場する野外フードイベント「Vegan Street Fair 2017 」に出店し、生の声やデータを収集するマーケティングリサーチの実施も決定。こちらのイベントは、Facebookページでは参加者予定8,796人 、興味あり27,000人、インスタグラムでは354,000人のフォロワーがいました。

5月「出店準備」

「がんもどき」に馴染みのない米国人が好みそうな調理法や味付けを、NY在住の日本人料理研究家とともに考案。米国市場に向け「アボカドソース」「ヴィーガンチーズ」「トマト」「タルタル」の4種類の味を考案。タイ風グリーンカレーも創作し、イベントに備えました。

6月「イベント当日」

クライアント企業様に代わり、弊社スタッフ総勢5人が代理出店。イベントには1万人以上が来場。当ブースには、開店と同時に長蛇の列ができ、準備した1200個のがんもどきが4時間半で完売。購入客360人のデモグラフィックや注文データを得るとともに、50人分の対面アンケートも回収できました。

7月「レポートと当日の様子を動画でまとめたPVを納品」

イベントで得た情報をレポートにまとめて納品。内容は、提供メニューの販売結果、購入者のデモグラフィック、味に関する意見や感想、商品名に対する声など、米国市場で役立つデータのピックアップとその分析です。また、それから導き出した今後の進出戦略も提案致しました。そして、当日の様子をまとめた1分30秒のプロモーションビデオも納品。NYでの「がんもどき人気」を描写する資料としてご利用いただいています。プロモーションビデオはこちら→https://youtu.be/L-zNA8NUu08

8月「営業活動のための集中インタビュー」

 レポートの結果をうけ、ターゲットからより深い情報を聞きだした上で営業活動をスタートしようと、ヴィーガンの人々が集まるグループ「NYC Vegan Coffee」を招待し、試食会を実施。彼らの考え方や好みを知れたとともに、頻繁に利用する店など、今後の展開やアプローチ先に繋がる有力情報も得られました。

10月「米系人気レストランと契約」

これまでの調査で得た情報をもとに資料を作成。ヴィーガンや健康思考の米系レストランへの営業を行い、新規取引先レストランの開拓に成功しました。現在もさらなる発展に向け、サポートを続けております。